インターネットが普及し、様々な場所に広告が出せるようになりました。また、インターネットを使った販売業なども発達してきており、今では簡単にどこでもショッピングができる時代となりましたね。

しかし、インターネットの普及に合わせて匿名性の強いことを利用した悪徳商法と言っても過言ではない商売方法も存在します。それらのうち、最も消費者の購買意欲を煽るものとして『サクラ』を使用した商売の方法があります。

サクラとは、例えばA社がBという商品を売り込むために、商品Bに関してA社の社員が消費者を語り、『A社のBという商品は素晴らしいですよ!』などとする人のことをいい、もっと簡単に言えば自作自演をする人のことです。近年ではそのサクラが匿名性の高いインターネットというツールを用いてあくどい商売を広げているという話も聞きます。その一種が『サクラによる商品レビュー』。

上記の例にも書きましたが、自社の商品をあたかも実際に使用したかのように語り、あることないことを連ねて消費者の購買意欲を煽ります。特徴としては、商品を売り込むための行動なので、まずその商品の評判を下げるようなことは書きません。消費者にとって得になることのみを記載し、それに関わる注意点や、製品によっては副作用等の可能性の記載も全くありません。

しかし、そうなると新たな障害となり得るのが『有用性のある肯定的なレビュー』との見分けがつきにくくなるということ。レビューは何も商品について否定的な意見を書かなければいけないわけではなく、もちろん肯定的な感想や意見などが欠かれることも多いです。しかし、そのような参考材料となる肯定的なレビューとサクラによるレビューはとても似ていて、ぱっと見ただけでは判断しかねます。

そのような時、判断材料となるのがレビューの『具体性』。とにかくその商品についての利点しか書かないサクラレビューに比べて、本当に参考になる肯定的なレビューというのは、その商品のどのようなところが良かったのかという具体性のあるレビューであることが特徴です。また、メリットがあればデメリットはどこかに必ずあるので、『強いて言えば~~の点を改善して欲しかった』というようなものが書いてあれば、間違いなくそれは参考になるでしょう。

または語り口や口調でも見分けることができることがあります。その特徴としては、マークの多用(!や?など)であったり、広告に書かれていることを連呼していたり、文章のどこかに『何か違うな』と思わせる箇所があります。が、こういった方法で特定できるのは稀です。

レビューというものは、消費者が商品を吟味するための判断材料でなければいけません。しかし、それを悪用し、消費者の購買意欲を逆手にとって利用するような行為は許されざるものです。匿名性の残るインターネットではそれを取り締まることは難しいですが、見分ける方法を1つでも知っておくだけで、インターネットでのお買い物が格段に安全になりますよ。