以前『製品に対して肯定的なレビューしかない場合はサクラを疑うべき』というようなことを紹介しましたが、逆に否定的な意見しか書かれていない製品は果たしてどうなのでしょうか。

否定的と一口に言っても、部分的なところを否定するものもあれば、製品そのものを全否定するようなものまで、その幅はかなり広いですよね。しかし、そのような幅広い否定派レビューにも、見極め方があります。

1.共通点を探せ

否定派レビューを参照する場合、複数のレビューを並べて同じことについて言及していないかを探してみましょう。どのような否定的なレビューであれ、ある特定の部分についての不満が続いている場合は、その製品は間違いなくその部分に関して欠陥があります。

例えばゲームであれば、特にシリーズものだと『以前まではこのようなシステムで面白かったのに、今作はそのシステムが全面的に緩和されてゲームレベルが易しすぎる』といった意見が続く場合、そのゲームにおいては難易度という点で問題があると捉えることができます。しかし、シリーズを通してそのゲームが初めてプレイするものであった場合は気にならないかもしれませんよね。

しかし、次に包丁を例にとると、『切れ味が悪い』という一言だけで包丁の魅力というのは半減どころかゼロに近くなってしまいますね。この意見を誰しも抱いていて、かつレビューにもほとんどの人が『切れ味が悪い』とコメントしている場合、切れ味が売りの包丁としては製品のスペックとしては致命的な低さであることがわかります。

このように、製品によってはその製品が通常『売り』としている部分を否定されることで、その製品の善し悪しを判断することができます。

2.製品の全否定は具体性に注目

上記に挙げた『製品の一部』を否定するレビューではなく、製品そのものを否定するレビューの場合は、その内容の具体性に注目してみましょう。

製品自体を否定するにしても、『どういうところが納得できないのか』という具体的な部分を挙げるのがレビューというものだと思っています。ただ単に「すべてがダメだ」と行ってしまうのはいささか安直なように思います。

製品そのものを否定したレビューが乱出している場合は、その製品のどういうところがダメなのか、使用者個人の感想として製品の利便性やコストパフォーマンス、動作性などをできるだけ具体的に書いてあるレビューを参考にし、最終的な製品に対する善し悪しを判断しましょう。

とはいえ、頭ごなしに否定するようなもの、また、ただ単に『ここの会社の製品は嫌い』だとか、ただただ『とにかくこの製品が嫌い』としか書かれていないレビューは参考するには説得力が足りないように感じるのもまた事実。

上記2点を重要視しながら、否定的なレビューに関してはとにかくレビューの『具体性』ということを念頭に置いて、参考にしていただければと思います。

否定的なレビューしか書かれていない製品については、必ずしも粗悪品というわけではありませんが、上記のような方法でレビューを見た場合に自身が『信頼に足らない』と判断すれば、その製品はあなたにとって粗悪品となってしまうでしょう。